平和の鐘を鳴らそう

京都ユネスコ協会 第1回「平和の鐘を鳴らそう!」 2020,8,15  正午より

例年、終戦記念日のこの日に鎮魂と平和希求の祈りを込め「総願の鐘」を撞いてこられた安本名誉教授(京都文教短期大学前学長)のもとに京都ユネスコ協会のメンバーが参集し、このコロナ禍の中、規模を縮小して、京都ユネスコ協会の第1回「平和の鐘を鳴らそう」を実施いたしました。

「総願の鐘」は宇治槇島にあります京都文教大学・京都文教短期大学のキャンパス中央に設置されています。

コロナ禍において部外者は出入り禁止のところを特別な配慮を戴き、12時から12時30分の予定で総願の鐘を撞きました。

参加者は安本名誉教授をはじめ京都文教学園関係者4名、京都ユネスコ協会からは相会長をはじめ7名、計11名でした。

「終戦記念日のこの日は平和な世界の創造の始まりの日でもあります。この日に、平和の鐘を鳴らすことは大きな意義のあることです。鎮魂と平和の希求、そして、コロナの終息を願い鐘を撞き、黙とうを捧げましょう。」と始まりました

相会長からは総願の鐘に彫られている「四弘誓願」(総願)のお話があり、皆でそれを唱え鐘を撞きました。特に「四弘誓願」の1番目、「衆生無辺誓願度」は生きとし生けるものみな救おうという「利他の願い」なので、祈りを込めた「平和の鐘」が鳴りひびきました。

暑い日の炎天下で75年前の終戦の日にどれだけ思いを飛ばすことができたでしょうか。

鐘を撞くことが精いっぱいの第1回でしたが、参加者の皆さんの思いを生かし、第2回に繋げて行きたいと思います。