第61回 京都ユネスコ協会「自然観察展」

事務局

昨年に引き続き自然観察展を、入場時に手指消毒やマスクの着用等のご協力をいただくなどコロナの感染拡大防止策を取りながら実施しました。

会場は前回と同じ元山王小学校体育館ですが、今年も体育館を全面使用してゆとりを取って展示しました。

小学校34校、中学校9校、小中一貫校2校、合計45行からの応募が有りました。作品は、小学生182点、中学生56点、計238点が集まりました。今年も混雑回避の為に一校の応募作品を最大7点に制限(コロナ禍前は10点)しましたが、応募校は前回とほぼ同じで、応募作品数は30点ほど増えました。

部門別では。生物85点、物理28点、化学63点、地学24点、SDGs38点で今年も生物部門と化学部門が多い傾向でした。SDGs部門以外の作品にも、身の回りの事柄から地球環境の変容に目を向けたテーマの作品が多数見受けられました。

10月27日に会員の他に京都外国語大学の学生やシルバー人材センターの応援を得て、会場設営をしました。京都府私立小学校連合会の理科部の先生方に作品受付のお手伝い頂きました。

作品は、各自がテーマを見つけたもので、根気よく時間をかけて観察したり、いろいろ試しながら研究を続けた様子がうかがえるものでした。

10月28日に京都市青少年科学センター専門主事の4名の先生などに作品の審査をしていただきました。一つ一つ丁寧に見ていただき、小学生の作品17点と中学生の作品15点が優秀作品として選ばれました。

10月29日、30日に全作品を展示しました。2日間で出品者や家族親族、学校関係者や一般の方等、約523名の参観者がありました。

人が集まる表彰式はコロナ感染防止の観点から今年も中止し、表彰状と入賞記念品は協会常任理事が入賞者の有る学校に出向き12月2日までにお届けしました。

展示会には寺子屋募金箱を置き、2日間で8,732円の募金をいただきました。全額、日本ユネスコ協会連盟に寄贈します。