芸術展

京都ユネスコ協会芸術展 2023

西川紹寛

京都ユネスコ協会芸術展は2019年に開催されて以降、コロナ禍の影響で開催が中断されていましたが、2023年4月1日・2日の両日、堀川御池ギャラリーにて4年ぶりに開催することになりました。開催にあたりましては日本画家であり、協会会員でもある岸上ゆか先生の指導の下に準備を進めてきています。

岸上先生は第52回の京都ユネスコ協会・美術工芸展まで平和をテーマとした作品を毎年出展していただいていまして、先生とユネスコとの関係には深いものがあります。昨年(2022)は「芸術からの平和希求」をテーマにフランスのUNESCOパリ本部内のミロホールで開催された「国際平和芸術展」(6月14日-17日、6月20日-23日)に作品を出展されました、今回の京都ユネスコ芸術展にはその作品が展示されます。

この美術展は先生にとってユネスコ活動としての特別のものであり、その感想を以下のように述べられています: 「UNESCOは教育、科学、文化の協力と交流を通じて、国際平和と人類の福祉の促進を目指し、1946年に創設された国際連合の専門機関です。国際機関内での開催ということもあり、様々な国籍の方々にご高覧いただきました。

展覧会場となったミロ・ホール内で各国大使などにもご来場いただき、世界に向けて日本画の魅力と自身のテーマである命の水を、今回は「水の記憶」として平和への願いを発信することが叶いました。

京都ユネスコ協会芸術展2023はテーマを「平和と文化のサステナビリティ」としながら、ユネスコスクール70周年の記念行事の一環として開催されます。皆様のご来場をお待ちしています。