京都ユネスコ寺子屋　おやこクラス　スタート！

日本ユネスコ協会連盟より助成をいただい「こどもスマイル事業」の「京都ユネスコ寺子屋」がスタートしました。学校での学びが合わない子どもが楽しく学べるように、全人的総合的芸術的な（シュタイナー教育に学んだ）手法を取り入れた学び場づくりです。7月7日（日）午前に試行、7月13日（土）と15日（祝）には、各日午前と午後の4セッションを通してゆったり時間をかけた集中講座を実施ました。

テーマは「音の世界を探求する」。子ども6名・保護者3名が、ユース3名が参加。シュタイナー学校での教員経験が豊富な講師とともに、様々な用具で音を出して比較したり、工夫された実験を重ねて、音の本質や、音程の高低、音の伝わり方などを探求しました。休み時間にも音を出して遊んだり、自分で糸電話を作ったりしていました。最初は身を固くしていた生徒が、2日目が終わるときには打ち解けて、また機会があったら来たい！と言っていたのも印象的でした。

今回は、すでに講師の先生が教えたことがあって信頼関係を結んでいる子どもたちに、遠く滋賀から京都駅まで来てもらって、元山王小学校の和室で親子クラスを展開してみた実地トライアルでした。成功だったので、いよいよ少人数で（まずは１名から）継続的なクラスができるか、チャレンジしていきます。慌てずに３年計画で一歩ずつ進めていきますので、どうぞ長い目で見守っていただければ幸いです。