KYOTO UNESCO ASSOCIATION
2025.10.04

旅の学校 報告

旅の学校2025を愉しく実施! 

■芸術家たちの生活と創造の場、訪れた人が自然やアートと触れ合う《匠(たくみ)の聚(むら)》。このアトリエで長年創作活動を行ってきた日本画家・岸上ゆかさん(京都ユネスコ協会理事)のアレンジで、子どもたちが親子で自然と交わりながらアート体験のできる一泊二日の小さな旅を、2025年8月28日~29日に実施しました。

■一般の宿泊参加者は、幼小中高校生10名、保護者9名。協会のユース3名(高校・大学生)、スタッフ4名。総勢26名で愉しく充実した学びができました。

■1日目、奈良県吉野郡川上村の名瀑・蜻蛉の滝に散策したあと、《匠の聚》のアトリエを見学したあと、研修室で、ワークショップをしました。今年は、自分で拾った岩石を乳鉢で磨り潰して自然素材の日本画の絵具を創り、それで好きな絵を描くワークです。夜には、森の昆虫観察のオプションもありました。2日目は、吉野伝統の紙すき和紙を使って造形作品をつくるワークショップを午前中に実施し、午後からは、不動窟鍾乳洞の探検を楽しみました。

吉田敦彦